日々、つまみぐい

日々楽しいをつまみ食いするブログ。

夫婦2人暮らしで家を建てました 〜きっかけ編〜

昨年の春から土地探しを始めて早1年半…

あとひと月ほどで、ようやく新居に引っ越すことが決まりました!長かった。

 

元々は賃貸から賃貸へと引っ越しを考えていました。

しかしいろいろと話し合ううちに、わたし達が求めているものは賃貸では難しいのではないか、という結論に至ったのです。

 

新しいおうちに住み始める前に、まずはわたし達夫婦が家を建てようと思った理由を振り返ってみようと思います。

 

 

引っ越しのきっかけ

 

当時は同棲開始から3年半、結婚してからは約半年が経っていました。

元々は契約が切れる2年で別の場所へ引っ越そうと考えていましたが、夫さんの仕事が忙しく、引っ越しを先延ばしにしていたのです。

 

ようやく仕事も落ち着き、さあ引っ越しだと本腰を入れて家探しを始めるにあたり、2人にとっての外せない条件を話し合いました。

 

広いキッチンを求めて

 

3LDK以上、2階以上、駅徒歩10分以内などのよくある希望のほか、わたしにはどうしても外したくない条件がありました。

それは今よりも広いキッチンが欲しいということ。

 

もともと料理が得意なわけではないわたしですが、狭いキッチンでの作業はそれ自体が本当に本当にストレスでした。

さらに平日仕事+夕食作りのイライラから、時には夫さんに八つ当たりをしてしまうことも。

せっかく美味しく楽しく食べるためにごはんを作っているのに、これでは全く意味がない。

 

せっかく引っ越すのならばここのストレスを解消したいと思い、今よも広いキッチンが外せない条件に加わりました。

 

賃貸のキッチンの大きさ

 

今の家のキッチンは二口コンロです。

そのため、探し初めの頃は三口コンロの部屋を見るだけでウキウキでした。

ですがよくよく見てみると、コンロが増えただけでシンクや作業スペースはたいして変わらない。

いやそれどころかコンロに圧迫されてより狭くなってる?

 

今よりも広いキッチン〜?余裕で見つかるっしょ〜♪なぞ思っていましたが、甘かった。

 

時間をかけて不動産屋さんを周り、たくさんの家々を内覧すれば理想のお部屋には巡り会えたかもしれない。

ですが、めんどくさい。

そんなことをするよりは、終の住処として家を購入しよう!

 

ということで、わたし達は賃貸をやめ、マンション購入、建売購入、注文住宅を視野に入れて探し始めました。

(当たり前だけど、注文住宅の方が決めることも多くて何倍もめんどくさかったよ!)

 

理想の家を求めて

 

一生で一度の買い物と言われている、住宅購入。

正直言って、右も左もわかりません。

 

そこで、そもそもわたし達はなぜ家が欲しいのか、ということを、表面的な条件ではなく本気で考えてみることにしました。

 

賃貸暮らしで溜まった不満

 

そもそも引っ越ししたいと思ったきっかけは、上階からの騒音問題です。

わたし達が住み始めて3年ほど経った頃、どうやら上の階の住人が変わったらしく、紛れもないパリピに。

 

毎週末金〜日まで、コロナ禍なのに数人で集まり、お酒を飲みながらテレビをガンガンに流し、飲めや歌えやのどんちゃん騒ぎ。

彼らには夜という概念がないのか、朝方まで続くことも日常茶飯事でした。

時には深夜2時ごろに、床(わたし達から見ると天井ですね)をドコドコドコドコッ!!!!!と凄い勢いでぶっ叩く音で目が覚めることも。なんの儀式だ。

 

平日は平日で、週3くらいの頻度で男女のカップルが泣きながら大喧嘩。

でもお前ら日曜まで一緒に飲んで遊んでたやん…。

 

きっと今の家の気密性が低く、音が響きやすいせいもあるとは思います。冬とか寒いし。

ですがマンションである以上、やはりある程度は隣・上下の方々を気にする必要があると心から感じました。

 

また今回のわたし達は(おそらく)被害にあった側ですが、もちろん自分たちがうるさいと感じさせてしまうこともあるかもしれません。

 

一生の住処で周囲との騒音トラブルを気にしながら生きるのはイヤだ!と意見が一致。

こうしてマンションではなく、一戸建てを選択しました。

 

理想の建売住宅に巡り会えない

 

その後、引っ越し先の候補からマンションを外し、戸建て一択で内覧を開始。

しかし、やはり理想の物件には巡り会えません。

しかも理想通りでない上、そこそこ高い。

 

注文住宅の他にも、中古の住宅を購入しリフォームをすることも考えました。

ですが正直、新築で家を建てるのとそこまで大きな値段の差はないと感じました。

 

そしてなにより、わたし達が住んでいるのは試されている北海道。

地球温暖化が進んでいるとはいえ、冬の寒さは舐められたもんではありません。

中古住宅の断熱をひっぺがしてより効果のあるものに変える、なんて考えると、作業も金額も非現実的です。

 

そんなことをするくらいなら、自分たちで建てたほうが理想の家に近づくはずだ。

 

こうして建売住宅探しもやめ、家を建てることを決意。

この引っ越しの第一歩を、ようやく踏み出すことができたのです。

 

引っ越しの方向性が決まった〜!めでたしめでたし!

 

…のはずがありません。

ここからさらに、ハウスメーカー探し、土地探しが待ち受けているのです…。